自分のネガティブ思考から脱却したいと、三日間、百数十人の方と一緒に自分を見つめる時間を過ごしてきました。この三日間の経験は、自分の中にある拘りやネガティブな発想、プライド等、様々なことに気づかせてくれました。

 

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さくらいりょうこパワーオカリナライブのお知らせ

★大阪)8月8日:梅田茶屋町ボニーラ★東京)9月7日:恵比寿アートカフェフレンズ★

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思えば、昔から人間関係を構築するのがとても苦手でした。若い頃は人見知りのせいだと思っていました。思うようにならないことも多く、ここ数年はそれがどんどん酷くなってきていました。夢を語り、夢を叶えるたびに人間関係が崩れていくようでした。

 

 

もともと悩みを生み出すタイプ(これも勝手に決めているのかな?)の私は、負のスパイラルにすぐ陥ります。近くで見ている人はきっと、ポジティブな私とネガティブな私のギャップに気づかれていることと思います。そしてそのことがとても危険であることを気にかけてくれています。このままでは心が崩壊すると…。それは私自身も感じていることで、誰か助けて!と心の中で叫んでいました。人によってはこの叫びを聴いてしまって巻き込まれた方もいらっしゃいます。本当に申し訳なく思っております…orz

 

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オカリナのことはこちらのページに書き続けています。

ぜひぜひ見てやってください。

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三日間の気づきは、学ぶというより、感じとるものでした。朝の9時から22時という長時間。自分のスタンスを勝手に決めて参加したものの、なんだか浮いてる…(;´・ω・)…年齢も少し?上だし、と言い訳を作りながら、そこに居ました。

 

百数十人もの人の中には、とても熱い人たちがいました。何にでも率先してやっていく、いわゆる行動力のある人たち、そして自己表現の豊かな人たちです。少なくとも私からはそう見えました。そして、私とは違うなあと冷めてみている自分がいました。そして思いこむんです「これでいいんだ」と。

 

 

いつの頃からでしょうか。私はよく「疎外感」という言葉を使うようになりました。裏返せば、自分の居場所がないということです。ネガティブスパイラルの私は、こういう言葉を使い出すと心を閉ざしはじめます。でも、反面「こうしたい」という気持ちが同じくらい強く湧き上がるのも常です。いつもこのアンバランスさを自分で持て余し、この三日間もそうでした。葛藤との戦いです。

 

 

自分をアピールする人を見ては、私もできるのに「やらない」。それは「なぜ?」と自分に問うと、次から次へと言い訳が出てきます。「これでいいんだ」と思う私は、三日目の参加をやめようかと思うほどでした。それくらい疎外感を感じていたのです。そして、自分から発信できないことに、いつしかあきらめを感じていました。その時の言い訳が「ここは私の居場所じゃないのかもしれない」です。

 

 

しかし!

三日目に奇跡が起こるのです。

 

 

 

 

浮かない顔をして出かけた三日目、会場につくと、グループのメンバーが声をかけてくれます。

 

今日はぜったいに前で話しましょう!と、世界にチャレンジするのであれば、ここにいる人たちを巻き込めないようでは無理じゃないですか?と…そして力を貸してくれると言うのです。驚きやら嬉しさやら複雑さやら、いろいろな感情が湧き上がりました。ここでがんばれるのか?勇気を出すことが必要なのか?

 

 

百数十人もいる中、前で話すチャンスはなかなか掴めません。そのチャンスを掴むことができるのか…それは自分次第、そして、自分の運を信じるしかありませんでした。

 

 

刻々と時間は過ぎ、そのチャンスは到底やってきそうにもないと思えた頃、チャンスの神様はやってきました。

 

 

私は幸運です。

とても幸運だと思います。

振り返れば、あのタイミングでチャンスがやってきたこと。

最高の幸運だと思います。

 

 

 

与えられた時間は短く、まして、自分のことを話すタイミングでもない。しかし、この時間にここにいる人たちを巻き込めないと、私の未来の輝きはとても小さなものになってしまう…と思えました。決断は一瞬でしなくてはいけません。そして私はチャンスにトライするのです。

 

短い時間で話したことは、病気で入退院や手術を繰り返す中、夢に生きることを決めたこと、そして、自分の人生を生きると決め、今、人生のラストドリームの実現に向けてがんばっていること、そして…皆さんに応援してほしいとお願いをしました。

 

すべてを伝え終わったあと、会場にいる方たちは皆、大きな拍手と声援をかけてくれました。前がしっかり見れないほど、感動する拍手でした。

 

 

そして、一番の感動は「やれた」ということ。

行動できたこと、チャンスを掴めたこと、グループのメンバーにありがとうという思い、そして、皆と一緒に三日間やってきてよかったという思いが湧き上がります。

 

 

 

そして奇跡が起こるのです。

実は、チャンスを掴めたことが奇跡ではないんです。

 

 

私の後に話された方が保険会社の社長さんで、昨年、京都のMDRTの日本会大会で私が講演をした会場にご自身がいらして、どれだけ感動したかを伝えてくださたったのです。本来ならご自身のことを話せる時間なのに、私のことに多くの時間を割いてくれました。

 

 

 

あのタイミングはまさに奇跡だと思います。

 

 

私の疎外感は消え失せました。

自己満足のように思えることですが、今の私にとって、とても大切な力をいただいたと思っております。自己肯定感がかなり低くなっていたようです。この三日間での気づきと経験は私に自信を持たせてくれました。「やればできる」新しい未来の扉が開きました。

 

 

 

思えば、与えてもらってばかりの人生です。

きっとこれからも。

いつも応援してくれている皆様、本当にありがとうございます。

 

 

くよくよしていても何もはじまらない。

行動が奇跡を起こす。

 

 

いつかは与えられる人に。

 

さくらいりょうこ