12月19日、人生で二冊目の著書『幸せを向いて生きる ～クローン病を乗り越えた選択のチカラ～』を出版させていただくことになりました。
初めての著書『あしたを生きる言葉』からさらに歩みを進めた今回の本は、私自身の経験を深く掘り下げた形でお届けする内容になっています。
出版のきっかけ
この本の出版に至った背景には、闘病記専門の出版社「星湖舎」さんから「クローン病患者と、その家族のために書いてほしい」というご依頼をいただいたことがあります。このような大切なテーマを託していただけたことに感謝しながら、「誰かの力になる本を」と心を込めて書き進めました。
書いている間、自然と心に浮かんだのは、病気や困難に直面している方々のことでした。私自身も過去に希望を見失った経験があります。
生きることが喜びに変わるまで、何十年もかかりましたが、それでも今、こうして生きている――。そんな思いを込めて、この本を書きました。
幸せを向いて生きるために
それでも生きている。
生きるなら、幸せに向おうじゃないか。
もちろん簡単なことではありません。だけど、幸せになるかどうかを決めるのは自分なんです。振り返ってみると、それだけだったと気づきました。
病気で孤独だったあの日々、病室の窓から眺めた空と、美しい神戸の街。寂しさばかりだと思っていたけれど、多くの人に手を差し伸べていただいていました。小さな「幸せのきっかけ」は、いつも私のそばにあったのです。その手に気づくか気づかないか。その手を握るか握らないか。自分の人生を変えられるのは自分だけなんです。
この本を通じて、そのことをたくさんの方にお伝えできたらと思っています。
本に込めたメッセージ
本書では、クローン病と向き合った日々や、その中でどのようにして前を向く力を得たのかを綴りました。特に、「人生を切り拓いていく選択の力」を実体験を交えながら書いています。
困難な状況にあっても、自分の心の向きを少し変えるだけで未来が変わる――このメッセージが、本書の中心です。
また、星湖舎さんからのご依頼を通じて、家族や周囲の人々が果たす支えの大切さにも改めて気づきました。病気に悩む方だけでなく、その家族や支援者の方にも役立つ一冊となるように願います。
講演をライフワークとして
この本に込めたメッセージを、より多くの方に直接お伝えするために、これからも講演活動を続けていきたいと思っています。
講演では、病気や困難に向き合った経験をもとに、前を向いて生きるためのヒントをお話ししています。
例えば、
- 「未来を選ぶ力」を子どもたちに
- 「命の尊さ」を医療や福祉に携わる方々に
- 「選択のチカラ」「感謝の心」をすべての方に
講演のテーマは柔軟に対応いたしますので、ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Amazonでご購入いただけます！
本書『幸せを向いて生きる ～クローン病を乗り越えた選択のチカラ～』は、現在Amazonでご予約いただけます。
この本が、一人でも多くの方の「明日を生きる力」となりますように。
出版記念パーティーのご案内
来年1月16日(木)の夜、大阪で出版記念パーティーを開催します。直接お会いしてお話しできることを楽しみにしています。ご興味のある方は、お問い合わせからお気軽にメッセージください。
オカリナ教室のご案内
音楽を通じて、幸せなひとときをご一緒に。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
