「やる人」と「やらない人」。
あなたは、どちらの中にいますか?

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世の中には、「やる選択をする人たち」と「やらない選択をする人たち」がいます。

「やる選択をする人たち」は、新しいことに挑戦し、行動し、成長を求める人たち。目の前のことを「やってみよう」と考え、一歩を踏み出します。一方で、「やらない選択をする人たち」は、無意識に「いやだな」と思うことで、やらない理由を探してしまう人たちです。

たとえば、こんな経験はありませんか?

やろうと思ったけど、面倒だなあ

うまくいくかわからないし、やめておこう

意見が合わないから、自分はやらなくてもいいや

今のままでも困らないし、無理する必要ないか

こうして、自分でも気づかないうちに「やらない選択」をしていることがあります。

特に仕事では、このケースが増えますよね。

上司や同僚と意見が合わない

自分がやらなくても誰かがやるだろう

何かと言い訳をしながら、結局やらない選択をしているのです。仕事だけでなく、プライベートでも同じです。「運動しなきゃ」と思いながらも、やらない。「勉強しよう」と決めたのに、後回しにする。そして、時間が経つと「やっておけばよかったな」と思うことになる。

これが、「やらない選択をする人たち」の特徴です。

でも、それが悪いわけではありません。大切なのは、自分がどちらの選択をしているのかを自覚することです。

私自身、子どもの頃は完全に「やらない選択をする人」でした。

「やらない」を選び続けた子ども時代

例えば、逆上がり

みんなができるのに、私はまったくやる気がありませんでした。練習すればできるかもしれないのに、「やりたくない」という気持ちが勝っていました。算数の計算も同じ。やれば力がついたかもしれないのに、「苦手だから」「面倒だから」と避けていました。

親から「塾に行く?」と聞かれても「行かない」。「動物園に行く?」と言われても「行かない」。今思えば、私はどんなことに対しても「やらない」を選び続けていました。その結果、幼い頃の楽しい思い出はあまりありません。

「やらなかったから、できるようにならなかった」「やらなかったから、知らないままだった」すべては、自分の選択の結果だったのです。でも、その時はそんなことを考えもしませんでした。ただ、いつも「やらない」を選んでいました。

「やる」に変えた瞬間、人生が変わった

私が「やる選択をする人」になったきっかけは、フルートでした。

ある日、目の前に高価なフルートが置かれ、すでに教室に申し込まれていました。親が「やる環境」を用意してくれたのです。「やらない」を選び続けていた私に、「やる」しかない状況ができていました。仕方なく始めたフルート。でも、続けていくうちに、音楽の楽しさを知り、いつしか「やりたい」と思うようになりました。

この経験を通して、私は気づきました。「やる」と決めることで、人生が楽しくなるのだと。

「やる」ことでしか見えない未来がある

目の前のことだけを見れば、「やりたくない」「面倒だな」と思うこともあるでしょう。 でも、「やった先に何が起こるか」は、やってみないとわかりません。

逆上がりだって、最初は怖くて「やりたくない」と思うかもしれない。 でも、挑戦してみたら、できるようになるかもしれない。そして、その成功体験が自信になり、次の挑戦への原動力になるかもしれない。

「やる選択をする人たち」の中にいると、刺激があり、成長があり、未来が開けます。 逆に、「やらない選択をする人たち」の中にいると、現状維持のまま時間が過ぎていきます。

どちらを選ぶのも自由です。
でも、私は「やる選択をする人」でいたいと思っていますし、「やるを選択する人」の中で生きていきたいと思います。

なぜなら、やると決めたことには、新しい世界が広がるからです。

あなたは、どちらを選びますか?

この投稿を書いているうちに『同調』という言葉が浮かんできました。やらない選択の中には「みなと同じでありたい」という思いもあるのではないでしょうか。次のブログでは、そのあたりを書いてみたいと思います。