嬉しいお電話をいただきました。

レッスンのご見学にいらしたオカリナ経験者の方からです。

 

 

ご見学にいらしたときに

数年オカリナを習っているのですが行き詰りを感じるんです

と言われていました。

 

 

理由は様々あるようです。

私にはそのひとつずつを解決してあげることは到底できません。

その方を見ていて感じたことは

「オカリナを吹くことを楽しめていない」ということ。

 

 

 

熱心になればなるほど難しく考えてしまい

演奏を楽しめなくなることがままあります。

自分で自分を窮屈にしている感じでしょうか?

「ねばらならない」に押しつぶされてしまうのです。

 

 

 

少し話が大きくなりますが

「ねばなならいの呪縛」は、自分らしさを奪います。

オカリナだけでなく、人生も。

 

 

その方から

近々、発表会があるから見てほしいと言われましたが

あまりに直近で、いらないことを言っても混乱するだけだからとお断りしました。

 

 

ただ、ひとこと

「楽しんで」と伝えました。

 

 

 

翌日、その方からお電話を頂戴しました。

 

「発表会の曲を吹いていてたら涙がこぼれた」と。

「なんのためにオカリナを習ったんだろう」と。

「楽しむことを忘れていました」と。

 

 

大切なことを思い出されたようで

また、オカリナライフをがんばろうと言われていました。

嬉しいですね。

 

 

他教室で習われていても、まったく構いません。

この方のように、一度だけアドバイスを聞きにいらしても構いません。

 

今回、私も学ばせていただきました。

「楽しむ」という大切さを。

 

オカリナは楽しまなくちゃ❤

 

 

さくらいりょうこ★

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