オカリナ教室リーナ★リーナ主宰のさくらいりょうこです💛

いつも読んでくださりありがとうございます。

以前にも、ソプラノF管のコツという記事を書いているのですが、文字にしてこのコツを表すことは不可能かもしれないなと思ってきています。

でも、書きたいんです(笑)

というのは、一年くらい前からF管講座を開講しているからです。

アンサンブルコースというレッスン枠を増やしたことで、アルトC管以外のオカリナにもチャレンジしてみよう!という動きが生徒さんたちに出てきました。もともと持っている方も多くおられたので、アンサンブルにチャレンジしてみたのです。

すると・・・

頭を抱えるほど音が合わないのです。音程もですが、音も・・・。

120分も時間をとっているレッスンなのに、どうすることもできなかったんです。私にとって「挫折」ともいうべきレッスンでした・・・。(実は挫折しかかったレッスンが何度かあるんです)

心が折れたんですよ。

どうやっても合わせてあげることができない。

それでF管講座を始めたのです。

いろいろ工夫をしてやっていく中で、アンサンブルでも音が合うようになってきました。

ということは
やはり吹き方に原因があったのです。

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原因のひとつに

F管は持っているけど、あまり吹いていない。

というものがありました。

いつもより吹くことで鳴ってくる場合もあったようです。

そしてもうひとつ・・・

F管らしい音を知らない

という問題でした。

キラキラ
つやつやの音ですよ~

と言いながら、あれやこれやと試行錯誤・・・少しよくなってくるものの、まだまだでした。

私が目指しているのは一番オカリナらしい音。小鳥のさえずりのような音なのです。誰もが聴いて美しいと感じ、耳障りもよく心地もよくないといけないのです。

つやつやの音が出ないのはオカリナのせいじゃないかしら?という人もいます。おひとりだけ、本当に鳴らないオカリナの人がいましたが(その人にはメーカーに問い合わせをするように伝えました)、その他の人のオカリナは、私が吹かせてもらうと、すべてつやつやの音が鳴りました。

そこでレッスン法を変えてみました。

言葉じゃ伝わらない

と思った私は、参加された皆さんに「ご自身の耳を鍛えてください」と伝えました。例えば今月は「夏の思い出」を題材にしました。夏の思い出を上手に吹くのではなく、そこに出てくる音をきらきらつやつやにすることが目的です。なぜ夏の思い出かというと、指も難しくない、高い音や低い音もない、吹きやすい曲だからです。

音に集中できるものをチョイスしたのです。

①Aさんに対して私が模範演奏をする

②Aさんは①を聴いて私と同じような音で吹こうとしてみる

③Aさんに対するアドバイスをして、もう一度模範演奏をする

④Aさんが再度吹いてみる

⑤Aさんの音が変わったことに気づく(Bさん、Cさん、Dさん)

⑥Bさんに吹いてもらう

⑦あまりよい音でないことをAさん、Cさん、Dさんが気づく。

⑧Bさんにアドバイスをし、模範演奏をする

⑨Bさんが再度吹いてみる

⑩Bさんの音が変わったことに気づく(全員)

この繰り返しです。

気づいたのは

「自分の音を聴く耳」

だったのです。

わかりますでしょうか?

AC管が吹ける人は、皆さんSF管を吹くことはできます。

なのに、音がよくない。

それは鳴っている音を聴いていないということが、理由だったのです。

今、はじまったばかりのレッスンです。

生徒さんの演奏が変わるかもしれません。

楽しみです。

オカリナの先生方で、このレッスンをご覧になりたい方はぜひご見学にいらしてください。

さくらいりょうこ🌸