「何かひとつ、楽器ができたらいいな」

そんなふうに思ったことのある方は、きっと少なくないと思います。 でも、その一方で、最初の一歩をためらわせる言葉があります。

「楽譜が読めないんです」

実際に、リーナ★リーナにも、そうした不安を持って来られる方がたくさんおられます。オカリナを吹いてみたい。何か趣味を持ちたい。でも、楽譜が読めないから無理かもしれない。そう思って、長い間その気持ちをしまい込んでこられた方も少なくありません。

でも、「楽譜が読めないから無理」ではないんですよ。

最初にほっとされるのは、ドレミのフリガナ付き楽譜です

リーナ★リーナの楽譜には、ドレミのフリガナをつけています。それを見て、ほっとされる方は本当に多いです。

以前、他の教室に行かれたものの、楽譜が読めなくて断念された方がいました。その方は、リーナ★リーナに来られて「ドレミのフリガナがついてる」と安心されました。

そこから少しずつ吹けるようになり、数年後には、とてもとても上手になられました。今でもご本人は「楽譜は苦手です」とおっしゃいます。それでも、オカリナを心から楽しまれています。

最初は楽譜が読めなくても、そこから始めればいい。オカリナが吹ける楽しみを感じると、もっと自分の好きな曲も吹きたくなる。そうすると、譜面を読みたいと思うようになるんです。

ただ、ここで終わってしまうと、実はもったいないんです。

「読めなくていい」で止まると、いつか壁になる

大人のレッスンには、子どものレッスンとは少し違う難しさがあります。

子どもの場合、その場で直したことがすっと入ることも多いのですが、大人は一度クセがつくと、なかなか直しにくい。何となく音を追って吹けてしまうと、リズムや休符という、とても大事なことがいい加減になってしまうんです。大人のレッスンでは、この「何となくできた」が、あとで大きな壁になることがあります。

だからリーナ★リーナでは、最初にしっかり譜読みをする。それがレッスンの土台になっています。

「楽譜が読めなくても吹けます」だけで終わらせたくないのは、そのためです。フリガナで始めてもらうのは、譜読みをしなくていいからではなく、譜読みへの入り口を、少しでも低くしたいから。目指しているのは、自分で楽譜から音楽を読み取っていける力です。

毎回のレッスンで、譜読みの時間を大切にしています

リーナ★リーナでは、レッスンのたびに新しい曲にチャレンジします。

ドレミで歌うこと。拍を感じること。リズムを理解すること。休符やスラー、フレーズの表現。そうしたことを、毎回少しずつ重ねていきます。(レッスンの進め方については、月1回でも上達する教室には理由がありますにも書きました。)

譜読みというと、難しそうに聞こえるかもしれません。でも本当は、音楽を楽しむための土台です。曲の流れがわかる。どこで息を使うのかが見えてくる。どんなふうに吹くと気持ちが伝わるのかがわかってくる。

ただ音を順番に吹くのと、楽譜から曲をつかんで吹くのとでは、同じ曲でも聞こえ方がまるで違います。譜読みは、音楽を難しくするものじゃない。音楽を楽しめるようにするためのものなんです。

知らない曲が嫌なのではなく、わからないことが不安なだけ

以前、知らない曲は嫌だ、とおっしゃっていた生徒さんがいました。でも続けていくうちに、「いい曲ってたくさんあるんですね」に変わっていきました。

これ、すごく象徴的なことだと思っています。

知らない曲が悪いわけじゃない。譜読みができないから、不安だった。わからないから、苦手だと感じていた。ただそれだけなんです。

読めるようになってくると、音楽の世界は少しずつ広がっていきます。今までなら選ばなかった曲にも出会えるようになる。知らなかった曲が、好きになることもある。

譜読みができるというのは、上達のためだけじゃありません。楽しめる曲の幅が広がる、ということでもあるんです。

グループの中で、譜読みの力も育っていきます

リーナ★リーナはグループレッスンです。みんなと一緒に譜読みをすることで、ひとりでは進みにくいところも、一緒に進んでいけます。

わからないのは自分だけじゃない。誰かがつまずいているところに、自分も一緒にひっかかる。そうやって「あ、みんなそうなんだ」と思えるのも、グループならではです。(グループレッスンについては、大人のオカリナ教室がグループレッスンを大切にしている理由に書きました。)

読めるようになってから、じゃなくていい

リーナ★リーナで大切にしているのは、楽譜が読めるようになることそのものではありません。

譜読みが苦手なままでも、オカリナは吹けます。先ほどの生徒さんは、今でも「楽譜は苦手です」とおっしゃっています。それでいいんです。

でも、譜読みを避けてしまうと、吹ける曲も、出会える音楽も、限られてしまう。だから私は、譜読みを避けないでほしいと思っていますし、レッスンでもみんなで一緒に譜読みをする時間を大切にしています。

読めるようになってから始める必要はありません。始めながら、少しずつ身につけていけばいい。「できない」を理由に選ばなかった曲が、いつのまにか吹ける曲になっている。リーナ★リーナが大切にしているのは、そういう積み重ねです。


オカリナに興味を持ってくださった方へ

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