オカリナは手のひらサイズで軽く、登山や旅行に持っていくのにぴったりな笛です。
自然の中で吹けば小鳥のさえずりや風の音と調和し、旅先で演奏すれば特別な思い出として心に残ります。

リーナ★リーナでは、毎年「夏休みの宿題」として自然の中で演奏するオカリナビデオレターをお願いしています。その中には、富士山頂で「ふるさと」を吹いたり、しまなみ海道をサイクリングしながら演奏したりと、驚きと感動にあふれるエピソードがたくさん寄せられています。

山頂で響くオカリナの音色

オカリナは小さくて荷物にならないため、登山のおともに最適です。
山頂で一曲吹けば、普段の練習では味わえない解放感が広がります。

実際にリーナ★リーナの生徒さんの中には、富士山頂で「ふるさと」を演奏し、ビデオに残してくれた方もいました。その映像を見たときには、「あの酸素の薄い場所でよく吹けるなあ」と驚かされました。

また、各地の山々でオカリナを吹いた際、通りすがりの登山客が足を止めて聴いてくださり、拍手を送ってくれたというエピソードもあります。

自然の中で偶然に生まれる出会いに、音楽が橋渡しとなり、人と人とがつながる瞬間は、本当に心に残る体験です。

仲間と山で過ごす特別な時間

オカリナを通じてできた仲間と、一緒に山を楽しむ方もいます。
沢登りの途中で演奏したり、山仲間の忘年会で音色を披露したりと、趣味の広がりは無限大です。

特に印象的なのは、キャンプファイヤーの火を囲み、暮れゆく山で「遠き山に日は沈み」を演奏したエピソード。
夕焼けに溶け込むオカリナの響きに、仲間全員が耳を傾け、喜びを分かち合います。
小さな笛の音色が、自然と仲間の心を結びつけてくれるのです。

旅行や海外でも広がる楽しみ

登山だけでなく、旅行にもオカリナを持っていく人は多いです。
しまなみ海道をサイクリングしたあと、海を背景に演奏した方もいれば、観光地や温泉地で吹いて旅の思い出を彩る方も。

私自身も、今年の夏休みの宿題として岐阜県荘川町を訪れ、かやぶき屋根の家の中で「少年時代」を演奏しました。古民家の木の響きとオカリナの音色が溶け合い、まるで時間がゆっくり流れるようなひとときでした。

海外旅行にオカリナを持参した方もいて、なんとアフリカで演奏をされたという体験談もあります。
オカリナの音色は世界中どこでも通じる「共通の言葉」になるのです。

記念日やサプライズ演奏にも

お嬢さんの結婚祝いに北海道まで駆けつけて演奏した方、誕生日パーティーで娘さんとフルート共演をされた方もいます。
オカリナは登山や旅行だけでなく、記念日やサプライズの場でも大活躍。
「楽器があると、気持ちを伝える手段がひとつ増える」と実感される瞬間です。

（→ 詳しくは別記事「オカリナでサプライズ演奏」でご紹介します）

人前で披露する楽しみへ

趣味として始めたオカリナが、同窓会や地域のお祭りで披露されることもあります。さらにライブ活動へと発展し、ステージに立つようになった方も。
小さな趣味から人生の新しい扉が開く、そんな可能性を秘めているのです。

（→ 詳しくは別記事「オカリナで人前デビュー」にまとめます）

まとめ

登山や旅行にオカリナを持っていくと、その場の空気と響き合い、特別な思い出になります。
富士山頂での「ふるさと」、しまなみ海道の海辺、アフリカでの演奏、山仲間とキャンプファイヤーを囲んで吹いた「遠き山に日は沈み」。
小さな楽器から生まれる音色は、自分だけでなく、仲間や通りすがりの人の心にも届きます。

あなたも次の登山や旅行に、オカリナを連れて行ってみませんか？

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