今年2月16日、大阪・中央公会堂で「新時代の着物文化」という1000人規模のイベントが開催されました。
私はその舞台で、オカリナを一曲演奏させていただく機会をいただきました。

メインプログラムのひとつは、着物道46年・和の総合プロデューサー、渋谷幸子先生の講演。
そのご縁のきっかけは、幸子先生宅でのお食事会でした。

そこに集まっていたスタッフの皆さんが、口をそろえて「先生の素晴らしい講演を1000人に届けたい!」と語られていたのです。
その熱意が形となり、この大きなイベントが実現しました。

「場の空気、一曲で変えますよ」

当日の進行を伺うと、幸子先生の講演はコンテスト発表のあと、少しバタバタした雰囲気の中で始まりそうだとのこと。

そのとき、思わず口をついて出た言葉がありました。
「場の空気、一曲で変えますよ」

スタッフの方々も幸子先生も、目をキラリ✨
もう後には引けませんでした。

暗転から一曲演奏を始め、会場に静けさを呼び戻す──そんなイメージが私の中に描かれていきました。

幸子先生からお借りした着物

この日の舞台では、幸子先生の大切なお着物をお借りして出演しました。
「この着物が似合うわよ」と声をかけていただき、袖を通す瞬間は本当に光栄で、胸がいっぱいになりました。

着物には不思議な力があります。
身にまとうと、心も整い、背筋が自然と伸びる。
まさに「幸せを向いて生きる」というテーマにふさわしい体験でした。

リクエストされた一曲「吾亦紅」

その後、何度かお食事をご一緒する中で、幸子先生からリクエストをいただいたのが「吾亦紅」。
先生が一番好きな曲だそうです。

YouTubeで聴いてみると、哀愁漂うメロディーがオカリナにぴったり。
譜面を探し出し、何度も練習して暗譜まで仕上げました。

その本番演奏がこちらです。
(冒頭10秒ほど暗転があります)

涙とともに広がった空気

舞台袖で聴いていた幸子先生は、静かに涙を流されていました。
そのまま舞台に登壇され、涙ながらに語られる姿は、本当に粋そのもの。

飾らない言葉にこそお人柄がにじみ出て、そこに思いが重なり、会場全体がひとつになった瞬間でした。

音楽の力を信じる

一曲で場を変える──そう信じて挑んだチャレンジは、大成功に終わりました。

音楽と出会いが、人生の大切な瞬間をつないでくれる。
これからもその想いを胸に、歩んでいきます。

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