年齢とともに浅くなりがちな呼吸。でも、オカリナを吹いていると自然と“深く息を吐く習慣”が身についていきます。心と体が整っていく秘密、お伝えします。

オカリナで体が変わった?生徒さんの共通点

オカリナ教室「リーナ★リーナ」に通う生徒さんの多くが、ある共通点を口にされます。

「オカリナを始めてから、息が深くなった気がします」
「なんだか、身体があたたかくなってきました」
「肩こりがラクになったんです!」
「風邪をひかなくなりました」

実はこれ、すべて“呼吸”に関係していることなのです。
オカリナは、単に音楽を楽しむ笛ではありません。心と身体のバランスを整える、健康のツールとしても、とても優秀な存在なのです。

今回は、そんな「呼吸法とオカリナ」の関係について、特に【腹式呼吸】の健康効果と、初心者にもできる呼吸トレーニングを中心にご紹介します。

なぜオカリナで呼吸が深くなるのか?

オカリナを吹くには、「しっかり息を吸って、長く吐く」必要があります。
自然と胸ではなく、お腹のあたり(横隔膜の下)で、呼吸するようになってくるのです。

演奏を続けていくうちに、いつの間にか呼吸が深くなり、息が長く使えるようになってくる。
これは、楽器を吹くうえでとても重要な力です。

オカリナに限らず、フルートやトランペット、サックスなどの吹奏楽器、あるいは声楽などでも、こうした呼吸法は基本中の基本。
ですが、オカリナは「音を鳴らすこと」に対するストレスがほとんどないため、構えず気負わずに吹くことができます。そのぶん、「呼吸そのもの」に意識を向けやすく、初心者でも自然と深い呼吸が身についていくのです。

腹式呼吸ってなに?初心者でもわかる基本解説

「腹式呼吸って聞いたことはあるけど、よくわからない」
そんな方も多いのではないでしょうか。

一言でいうと、腹式呼吸とは、横隔膜をしっかり動かして、肺の下の方まで空気を入れる呼吸法のこと。息を吸ったときに肩が上がらず、代わりにお腹がふくらむような呼吸です。

私の体感では、体の中に吸った空気がゆっくりと循環しているように感じられたら、それは腹式呼吸ができているサインだと思っています。
頭で理解するよりも、まずはその感覚をつかんでみてください。

この呼吸は、肺をフルに使えるため、取り入れる酸素量も増えます。
さらに、自律神経のバランスを整える働きもあり、心身の健康にとってとても大切な呼吸法なのです。

腹式呼吸がもたらす体と心の変化

腹式呼吸が深まると、以下のような変化が現れてきます。

  • 血流が良くなる
  • 肩こりや冷え性が軽減する
  • 声が出しやすくなる
  • 自律神経が整い、リラックスしやすくなる
  • 姿勢がよくなり、気持ちが前向きになる

特に更年期以降の不調が気になる方や、なんとなく元気が出ないという方にとって、呼吸を深めるだけで驚くほど体が変わることがあります。

「風邪をひきにくくなった」という声も、深い呼吸によって免疫力が整った証拠かもしれません。

また、年齢を重ねると、自然と呼吸が浅くなる傾向があります。
息が浅いままでいると、酸素不足だけでなく、気力や集中力の低下にもつながりかねません。

もちろん、高齢になってから始めても効果はあります。
でも、できるだけ早い段階で“深く吸える体”をつくっておくことが、後々の健康にとって大きな助けになると私は思っています。

オカリナを使った呼吸法は、そのための第一歩としてぴったり。
年齢に関係なく始められ、楽しみながら自然に呼吸が深まっていきます。

リーナ★リーナ式・呼吸トレーニングのすすめ

では、どうすれば腹式呼吸ができるようになるのでしょうか?
そのための練習法として、私が教室で行っているオリジナル呼吸トレーニングをご紹介します。

まずは座っていても立っていても大丈夫です。
背筋をすっと伸ばし、腰骨を立てるように意識してください。
この姿勢をとるだけで、呼吸の通り道が整い、深い呼吸がしやすくなります。

そして、メトロノームを使うのがおすすめです。
テンポは ♩=60(1秒1拍) がちょうど良いスピード。
一定のリズムがあることで、呼吸がブレずに安定しやすくなります。


▷ ステップ①:吐ききる

ゆっくり、大きく吸って
できるだけ長い時間をかけて吐ききります。
「もう無理!」というところから、さらにもう3回、「フーッ」「フッ」「フッ」と短く吐いてみましょう。
ここまでが本当の“吐ききり”です。

▷ ステップ②:息を止める(4拍)

息を完全に吐いた状態で、4拍キープします。
苦しいかもしれませんが、ここがとても大切です。

▷ ステップ③:吸う(8拍)

お腹の底に酸素を送り込むように、8拍かけてゆっくり吸います。
肩が上がらないよう注意して、お腹のふくらみを感じましょう。

▷ ステップ④:止める(4拍)

吸いきったら、また4拍キープ。
呼吸のコントロールが上手になっていきます。

▷ ステップ⑤:吐く(8~16拍)

今度はろうそくの火を消さないくらい細く長く、8拍で吐きます。
メトロノームのリズム(♩=60)にしっかり合わせて、音がないところでも「息のリズム」を感じながら行いましょう。

慣れてきたら12拍、16拍へと少しずつ伸ばしていくのがおすすめです。
無理に最初から長くしようとせず、「今日は8拍、明日は12拍」というペースで構いません。

▷ ステップ⑥:さらに吐く(オリジナル)

吐いたあと、息を吸わずにもう一度「フー」と吐きます。
さらに2回「フー、フー」と吐いてみてください。
これが、浅くなっている呼吸に深さを取り戻す秘訣です。


この呼吸トレーニングを行うことで、今まで続かなかった息が、驚くほどスムーズに続くようになります。

「息が続かない」と感じると、多くの人は「もっと吸わなきゃ」と思いがちですが、
実はその原因の多くは、“吸えていない”のではなく、“吐ききれていない”ことにあります。

呼吸というのは、吐けば吐くほど吸えるもの。
だからこそ、まずはしっかりと吐ききることが何より大切なのです。

息が整うと、人生も整う?

吸って吐く、それだけで体も心も落ち着く——その呼吸を毎日の中に少し取り入れるだけで、気持ちが軽くなったり、考え方が柔らかくなったりすることがあります。

オカリナを通して呼吸が深まり、気づけば心も体もラクになっていた。
そんな生徒さんの変化を、私はこれまで何度も見てきました。

オカリナを楽しみながら、心も身体も元気になっていく——
これこそが、リーナ★リーナが大切にしていることなのです。

まとめ|1日1回、深く吐いてみよう

まずは1日1回、ゆっくり息を吐ききってみてください。
吸うことはそのあと自然にできます。
吐くことに意識を向けるだけで、心と身体の感覚がガラリと変わることがあります。

そして、その呼吸の延長にオカリナがあるとしたら……
きっとあなたの毎日が、今よりもっと軽やかに、やさしく変わっていくはずです。


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