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最初に伝えたいこと
「やる」と決めた瞬間に、人生は動き出します。
迷いを手放し、小さな一歩を踏み出すことで、「できる」力は自分の中に育っていきます。
完璧を待たずに挑戦してみる。
その選択が、未来を大きく変えるのです。
「上手になったら出ます」の正体
オカリナ教室の生徒さんとの会話で、よく耳にするフレーズがあります。
「発表会には、上手になってから出ます」
そのたびに私は、こう問いかけてみるんです。
「上手になるって、それはいつ?」
少し意地悪に聞こえるかもしれませんが、この質問には大切な意味があります。
すると生徒さんたちは、ふっと笑って「ホントですね…」と答えてくれます。
実は、「上手になったら」という言葉は、やらない理由のひとつとして使われていることが多いのです。
「もっと」が、挑戦を遠ざける
- もっと練習してから
- もっと上手くなってから
- もっと経験を積んでから
- もっと自信がついてから
- もっと時間ができたら
“もっと”を理由にしている間に、タイミングはどんどん遠ざかっていきます。
なぜなら、「自分で納得できる状態」になる日は、そう簡単には来ないからです。
たいていは、挑戦しないまま時間だけが過ぎていきます。
“やらない選択”を無意識に繰り返しているうちに、せっかくの機会を逃してしまうことがあるのです。
自信は、あとからついてくる
「やってみるから、自信がつく」
「失敗も含めて、経験になる」
「まず踏み出すことで、準備が始まる」
こういった事実に、私たちは気づかずに「準備が整ってから」と考えがちです。
でも本当は、「やる」と決めてみて初めて、自分の中に「できる」が育ち始めるのです。
「やる」と決めたことで変わった人たちの実例
発表会の話は、ほんの一例です。
他にも「やる」と決めた瞬間に未来が動き出した、いくつもの実話があります。
会社員|人前で話すのが苦手だったけれど
私の話し方講座に来てくださった、ある会社員の方。
ずっと「人前で話すのが苦手で…」と、プレゼンになると同僚に代わってもらっていたそうです。
講座の中で私は、こう伝えました。
まずはやる。
やればできる。
するとその方は、「今回だけ、挑戦してみます」と決意され、実際にプレゼンに臨まれました。
結果は大成功とは言えなかったかもしれません。
でも、ご本人がこう言ってくださったんです。
「思ったより話せて、自分にびっくりしました。
次もやってみたいって、はじめて思えたんです」
その後、社内での評価が上がり、発表の場にも前向きに取り組まれていると報告をいただきました。
「やる」を決めたことが、その方の「できる」を育て始めた瞬間でした。
主婦|自分のための時間を取り戻す
子育てが一段落し、「何か趣味を始めたいけど…」と迷っていた主婦の方。
「音楽は苦手なんです。だから無理だと思う」と言いながら、お友だちに連れられて、無料体験レッスンにいらっしゃいました。
その体験の間に、楽しくなったのか、終わるころには「やってみます」と決められました。その瞬間、顔がぱっと明るく、笑顔になりました。
今では教室のムードメーカーとして、毎回レッスンを楽しみにしてくださっています。
起業|夢をずっと先延ばしにしていた男性
長年の夢だった「カフェを開くこと」。
でも、「まだ早い」「もっと勉強してから」と、ずっと先延ばしにしていた男性がいました。
そのとき、私はこう声をかけたんです。
「そうやって夢を語ってるのは楽しいけど、何も始まらないよ」
それから彼は、週末だけ友人のお店を借りて“間借りカフェ”をスタート。
すると、思いがけない反響があり、半年後には本当に自分のお店をオープンしたのです。
私は何か特別なことをしたわけではありません。
ただ、「やってみよう」と伝えただけ。
けれど、そのひと声で誰かの未来が動き出すこともある。
「やる」と決めるって、それくらい力があるんです。


私自身の「やる」を決めた話
私にも、何度も「やるかどうか」迷った瞬間がありました。
夢を追っていた学生時代、突然の難病宣告。
何度も手術を繰り返し、希望が持てなくなっていた時期もあります。
そんな中で、私は決めました。
- 生きると、決めた
- 働くと、決めた
- できないを言わないと、決めた
- 伝える人になると、決めた
- 音楽に、もう一度向き合うと決めた
- 人の前に立つ覚悟を、もった
何ひとつ、準備が整っていたわけではありません。
怖かったし、不安もありました。
でも「やる」と決めて、動いてみた。
迷いを止める、3つの考え方
「自信がないからやらない」を卒業する
やってみたら、意外とできた。
そんな経験はありませんか?
自信は“行動した人”にしか宿りません。
「準備が整ったら」は永遠に来ない
準備は、やりながら整えていくものです。
最初から完璧を求めないことが大切です。
行動だけが、未来を変える
思っているだけでは、何も変わりません。
「やる」と決めたその日が、未来の始まりです。
「やる」を決めたあなたへ
あなたの人生にも、やるかどうかを迷っていることがありませんか?
- 発表会に出るかどうか
- 新しい仕事にチャレンジするかどうか
- 何かを始めるタイミングを探している
- 誰かに想いを伝えるかどうか
- 一歩踏み出して、環境を変えるかどうか
完璧でなくて大丈夫です。
自信がなくても、経験がなくても構いません。
「やってみたい」と思った今この瞬間が、きっとベストなタイミングです。


やると決めると、場が変わる…はずだったのに
ある企業での講演のことです。
「やるを決めると“できる”が始まる」というテーマで話したあと、私はこう言いました。
「じゃあ、いっしょにやってみましょう!
曲の途中で“テキーラ!”って元気に叫んでくださいね!」
そう、あの有名な曲「テキーラ」の演奏中に、「テキーラ!」と合いの手を入れる定番の参加型パフォーマンスです。
ところが——。
何度やっても、返ってくるのは小さな声ばかり。
みんな、困ったなと、モジモジしているようでした。
決められないんだな・・・
と、思いました。
あんなに「挑戦しよう」と言ったあとだったのに、声を出すことすら躊躇してしまう。
自分で伝えておきながら、ちょっと情けなくなったくらいです(笑)
でもこの体験を、次の講演でエピソードとして話してみたところ——
会場中がクスクス笑いに包まれて、みなさんが大きな声で「テキーラ!」と叫んでくれたんです。
もしかしたらその瞬間、
“自分はやるって決めてみようかな”って、
心のどこかで思ってくれたのかもしれません。
やると決めると、楽しくなる。
あの場にいた全員が、それを体感した時間でした。
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