先日、豊岡市民プラザで開催された「音楽とお話のつどい」にお招きいただきました。
アットホームな雰囲気の中で、演奏を交えながら「生きるを考える」というテーマでお話ししました。
幸せの方を向いて生きていますか?
最初に、会場の皆さまへ問いかけました。
「あなたは、幸せの方を向いて生きていますか?」
音楽を聴く時間は、心を静かに見つめる時間でもあります。そのひとときに、「幸せってなんだろう?」と考えていただきたかったのです。
普通であることとは?
講演の中では「普通」という言葉についても触れました。
普通に生まれて、普通に育って、普通に学校に行き、普通に就職して、普通に結婚して、普通に子どもを授かり、そして普通におじいちゃんやおばあちゃんになる。
もしそれが「普通」だとしたら、そのレールから外れた人はかわいそうなのでしょうか。
私は病気を抱え、長く病院で過ごしました。
でも一度も、自分をかわいそうだと思ったことはありません。
普通があるからこそ、普通じゃないがある。
そのどちらも人生であり、その人の大切な物語なのです。
普通という言葉が人を傷つけない世の中であってほしいと願っています。


小さな幸せが教えてくれた大きな幸せ
病気によって幸せを見失った時期もありましたが、その私に、たくさんの気づきのチャンスが訪れました。
それは講演だけでは語りきれないほどの出来事です。
震災のとき、知らない人が私の手に握らせてくれた一枚の10円玉は、私に未来を与えてくれました。
秋の風に漂う金木犀の香りは、ほんのひとときのことでしたが、自分の生きる力を目覚めさせてくれました。
こうした小さな幸せの積み重ねが、私に「幸せとは何か」を問い続けさせてくれたのです。
そして今、私は、「まず自分が幸せになることの大切さ」 を信じて歩んでいます。
誰かを思いやるためにも、自分が幸せであることからすべてが始まる。
そのことを、豊岡での講演でもお伝えしました。
メディア掲載
・朝日新聞「ひと」欄掲載(2025年5月22日)
・月刊『致知』致知随想掲載
・奇跡体験アンビリバボー、24時間テレビ、テレビ東京「生きるを伝える」
・週刊女性、女性自身、その他雑誌多数
・新聞各紙掲載
・雑誌『オカリナ』連載「シンギングメソッド」執筆中


著書
・『幸せを向いて生きる』(星湖舎)
・『あしたを生きることば』(SBクリエイティブ)
