オカリナが認知症予防になるかという観点で、オカリナ指導者としての気づきを書いておりますが、認知症予防どころか、健康に良いではないか!と、強く感じる毎日です。
呼吸について書いてきましたが、他にもまだまだあるのです。腹筋や背筋のことも触れようと思いますが、今日は「舌」です。
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オカリナの演奏(吹奏楽器はすべて)タンギングをします。
タンギングをうまく説明できないので「コトバンク」さんで検索してきました。
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管楽器の演奏における舌による奏法の総称。各音の発音に際して,舌によって各音の出はじめを明瞭にするため息の強さを調節するなど,管楽器奏法の最も基本的なものの一つ。
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この「タンギング」をしないと、もや~っとした演奏になって、メロディーの力も半減以下になります。私のレッスンでは、このタンギングを徹底しています。
で、舌です。
トゥトゥトゥと、声には出しませんが、音の輪郭をはっきりさせるように舌を動かします。
考えてください。
舌を意識して使うことって、そうそうないと思いませんか?
舌はとても大事ですよね。食べるとき、飲みこむとき、無くてはならないものです。しかし、いつも無意識です。そこにあるのが「当たり前」になっています。
この「舌」を鍛えるのがオカリナです。
もちろん、他の管楽器でもいいんですよ。でも、フルートやサックスは、タンギングとかいう前に、音を鳴らすまでにとてもとても時間がかかるのです。その点、オカリナは息を入れれば誰でも「プ」とか「ピ」と音が鳴るのです。
リコーダーもなりますね。
そういう、音を鳴らすことにハードルがないものなら良いのです。オカリナはリコーダーと違って、半音穴をあけるという難しいこともないので(開けるか閉めるかどちらかしかない)吹きやすいのです。
なので、最初からタンギングに拘ることができます。
トゥ
トゥ
トゥ
で歌う。
リーナ★リーナのシンギングメソッドの中にあります。曲を吹く前にタンギングの練習をします。ゆっくりな曲も速い曲も。音符がたくさんになれば舌も早く
トゥ トゥトゥ と動かさなくてはいけません。もっともっと速くなるとダブルタンギングやトリプルタンギングという奏法も出てきます。
舌をこれだけ動かすと、もちろん唾液も出てきます。
普段意識しないところを、オカリナを吹きながら意識してトレーニングする。素晴らしくないですか?
そして難しすぎない。
オカリナは最高です。
さくらいりょうこ