まさかのコロナな時代に、まさか人生のJ曲線が訪れるは夢にも思いませんでした。自慢するつもりは毛頭ありません。私はミュージシャンでオカリナ教室の先生で、講演家・・・。緊急事態宣言以降もすべての活動がストップしておりました。コンサートやライブ、講演会は軒並み1年先まで延期です。中止になったものも多くありました。

数年前から時代に先駆けてはじめていたオカリナオンライン教室が唯一の生命線。阪神間で行っているオカリナ教室も一時はズームで開催し、夏以降、ソーシャルディスタンスに気をつけて広い会場を借りるも、クラスターの可能性はゼロではありません。やむなく休講した教室もあります。

体調は前年から良くなく、骨折等の怪我も含めて次から次へと災難がありました。緊急事態宣言中に腎盂腎炎になり高熱で入院。ステントが入ったまま1ヶ月半ほど過ごし、手術で腎結石を取り除いたりと・・・7月頃まで低空飛行どころではありませんでした。

おそらく、私のまわりの人も「大丈夫かな」とかなり心配してくれていたと思います。秋の催しの依頼が少しずつ入るも、夏をこせるか?と思うくらいでした。

ところが・・・

夏本番、人生のJ曲線がやってきました。

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入院中に、オカリナ教室で助けてくれているH子さんから「アメリカのオカリナフェスティバルに出てみませんか?」とラインが入りました。意味もわからず「はい」と返事をしました。私はなんでも「はい」というのです。詳しく聴くと、出演は確約されたものではなく、H子さんがシアトルの友人からのお知らせにピンときて、その後、交渉してくださったのです。

アメリカへ行かずして、アメリカのオカリナフェスティバルにゲスト出演させていただきました。

もちろん、配信です。

コロナでなければ、このようなことはありませんでした。

なんだかスゴいことだ!と喜んでいましたが、配信も経験が浅いので、技術的にできるものかどうかもわからない。不安の中、すべてのタイミングがうまく運び、実現したのです。

続いて、延期になっていたコンサートが開催されました。会場となるカフェは満席。今でこそ言えますが、すごい「密」でした。そのコンサートは会場と配信のハイブリッド。時代の最先端?ですよね?

配信なので遠く離れた友人もコンサートを見てくれました。思えば「同じ時間に同じ場所に人が集まる」ってとても難しいのです。配信は時間と場所を拘束されないので、思っているよりたくさんの方が聴いてくれました。

そのコンサートのお客様がお声をかけてくれ、私に次なるチャンスをくださいました。プロダクションへの所属と、ラジオのパーソナリティーです。どちらも夢のようです。

スポンサーを募らなくてはいけなかったのですが、夢の応援団の皆様がスタートダッシュに力をくださいました。

うまく行きすぎです。

このあたりから人生のJ曲線に入っていたと思います。

ラジオのゲストには著名な方がぞくぞくとお越しになられました。第一回のゲストは作詞家の松本隆さんです。

あり得ない。

あり得ない。

あり得ない。

でも、ホントにお越しになられたのです!!

ぶわっと追い風が吹いて、私は、違うステージに立っていました。周りにいる人もずいぶん変わりました。

奇跡です。

夏になる頃、見えない世界を変えると見える世界が変わるという「自然の力」を紹介されました。半信半疑で浄化を受けはじめて四ヶ月。

私は、兼ねてからやりたかった人を応援するコンサートを開催していこうと思います。講演会を始めたころから「音に心が洗われた」「浄化された」とよく言われました。「私の音」が誰かの勇気に繋がるのであればと、ずっと願っておりました。ついに、その夢がかなう時がきたと思っています。

2021年もどうぞよろしくお願いします。