前回のブログの続きです。オカリナが認知症予防になるかという観点で、オカリナ指導者としての気づきを書いておりますが、認知症予防どころか、健康に良いではないか!と、強く感じる毎日です。

呼吸法の専門家でもなんでもないのですが、音大時代に鍛えられた吹奏のための呼吸トレーニングをお伝えしたいと思います。

これは、楽器を吹かなくてできるトレーニングですので、ぜひ皆様もやってみてください。

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大学時代の朝練で、時折先輩たちとやっていたトレーニングは、8拍で吸って、16拍で吐くというもの。だったと思います。そして、その間に「息を止める」という行程が入ります。

これは、吹く息を長く伸ばし、音を支えるためのトレーニングです。

リーナ★リーナ呼吸のトレーニング

①まず、息を吐ききります。

②吐ききったところから、さらに吐ききります。その状態で息を止める。

③②の息を止めている状態で、カウントを4つ数えてから、ゆっくりと深く、お腹の中に酸素を入れる感覚で、8拍かけて吸います。

④深く吸ったら息をとめて4拍数えます。

⑤8拍で吐きます。

⑥吐いたあと、息を吸わずに、フウと1回吐きます。そしてまたフウと2回目、そしてフウと3回目。で、息を止める。③に戻る。

メトロノームで♩=60がいいかなと思います。ちょっと苦しいくらいでちょうどよいです。⑥は私のオリジナル呼吸法です。吐ききったつもりでも、まだ、息は残っているのです。

しっかり吐いてしまうことが大切です。空っぽになれば、たくさん吸うことができますよね。息が続かないという人は、空っぽになっていないことが多いです。それと、年齢とともに、呼吸が浅くなっていることも息が続かない原因のひとつです。この⑥をしっかりやることで、浅くなってしまった呼吸に深さが戻ってきます。

吐ききるというのがポイントです。

うまくできるようになってきたら⑤を12拍、16拍と増やしてみてください。笛を吹く息ですので、細く長くです。

息が続かないという人は、背筋を伸ばしましょう。腰骨を立てる感じで背筋に意識を向けてください。座っていても立っていても同じです。背筋を意識することで、息の支えができます。そして、続かないと思っていた息が続くようになります。ホントです。そして、この息の支えは、楽器を吹くときに重要なポイントとなってきます。

文字で書くとわかりにくいかもしれませんが、ひとつずつ、やってみてください。

さくらいりょうこ🌸