オカリナの魅力

私は笛吹きです。

小さな頃に出あったハーメルンの笛吹きの絵が忘れられません。

自分の奏でる音が、誰かの心に響くことを願っています。

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リコーダーも大好きでした。フルートも大好きでした。過去形にしたらダメかな。またフルートは吹くかもしれない。

でも、今はオカリナにハマっています。

なぜか･･･

それは、吹いている私自身が癒されるからです。

これは老若男女、世代や国境を超えるパワーだと思います。

オカリナの音が嫌いだという人がいます。

それは、きっと、不安定な音程で吹いている人が多すぎるからです。

私も、完璧ではありません。

でも、完璧でなくても、吹いている自分は癒されるのです。

どんな曲を吹こうとも。

これは土笛のパワーだと思います。

鳴らしやすいオカリナがたくさん出てきていますが、正直物足りない。日本は特に、少しの息で鳴らせる工夫をしているそうです。そういうタイプのものも必要かと思いますが、どうしても「高齢者がする楽器」」というイメージになってしまいます。

まったく違うんです。

私の吹いているオカリナは、吹奏感が強く、オカリナに振りまわれます。すごい笛です。オカリナに振り回されるのですよ？体調が優れないと鳴ってもくれません。

完成度の高いフルートは、どんな曲も吹けるので楽しいですが、オカリナは、そうだな･･･「吹いてみろ」とオカリナに言われている気がします。

それでも、息を入れると、美しい音とともに、循環してくる響きが体に入ってきます。これを体感したら、離れられません。

オカリナの魅力、底知れないです。