オカリナ教室リーナ★リーナ、7月のレッスン曲は「青春の輝き」です
うちの教室はかなり変わっています
例えば
①月1回のレッスン(だけ)
月2回にすると休み人が必ずいる!と思って月1にしたことが、皆さんが長く楽に続けてくれるようになりました
②練習してこなくていい
レッスン曲(今月は青春の輝き)の楽譜は、当日のレッスンで配られます。誰一人として練習してこないことにしました
この理由を知りたい人はメッセージくださいね(笑)
③レッスン曲を仕上げるという概念がない
この理由も知りたいですか?
すべての発想を逆転させています
これは、私がこれまでにフルートを習ってきたときの経験だったり、フルートをレッスンしてきたときの経験だったり、習う人の心理を深く考えてみた結果です
一曲を仕上がるまで練習する・・・という教室もあるでしょうが、それだと年間に何曲仕上がるのでしょうか。それに・・・仕上がるってこと自体、あるのかしら?と思います
間違わずに吹けることを「仕上げる」と呼ぶのであれば、私とは感覚が違います
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月1回のスタンダードレッスンで配布された楽譜を、皆で譜読みから始めます。ここが大事なんです。90分の間に、ドレミ視唱から始まって、難しい#♭を学び、その音の連携を練習し、音が並べられたら(これを譜読みと言ってます)、最後に、フレーズを歌う練習までやります
で・・・
青春の輝きですが・・・
一部楽譜をご紹介します
冒頭の部分ですよね
多くの方はここから練習するのではないでしょうか?
私はレッスンでいろんなことを考えます
生徒さんの集中力も考えます
飽きないようにと考えます
今日中(90分で)吹けるようにしたいと考えます
すると、練習は下記「D」から始めます
Dが吹けたらCはまったく同じです
Dが吹けたらこの曲の半分以上が吹けることになります
でも、Dは難しいのです
最初から練習すればDに入ったところでは、疲れてしまって集中力もなくなります
なので、Dからなのです
細かいことを言い出すと、ラストの一段から始めます
ラストの一段で難しいと思えるのは「ミレシレレ」です。低いシが出てきます
低いシは鳴らせても、前後の音との連携が(指)できるかどうかです
そういう箇所からやっつけていきます(できるように)
皆の指の動きを見ていますので(私は10人までなら同時に指が見れます)、最後のひとりまで指がきちんと動くようになったら、次にそのフレーズを流して吹きます
で、その上の段
ドの#という(私も)嫌いな音があります
ド#レミド#ラ~
これを、上記と同じようにゆっくり指の動きができるようになるまでやります
そうやって、後ろからコツコツとできる箇所を増やします
Dができたら、Cから続けて流します
で・・・
このあたりで私もへとへとです
生徒さんもでしょうね(笑)
前半があるけれど、そのままいくと疲れてしまうので、ここで少しお喋りタイム(私がしゃべるんだけど(笑))を取ります
5分ほどの休憩ですね
ホントに休憩をとると、意識がダレてしまいますので、ここはレッスンに惹きつける力が必要です
そして、同じようにして、今度は最初からコツコツです
後半をがんばって吹けるようになってると、前半の指使いはへっちゃらになっています。ホント、不思議です
私が「難関」と感じたのは・・・
ドレミ視唱でした💦
肝心要のドレミ視唱、音域が合わないのか、声が出にくい、その上、音が離れているのでけっこう体力を消耗します
ドレミ視唱は「本気」で歌うことが大事なんです
音程もリズムも正しく歌うのです
それでへとへとになっちゃいました(笑)
先日の水曜日は、梅田教室からの個人レッスンが続き、夜の天満レッスンまで。11時~20時半までびっしりで声が出なくなっちゃいました
めちゃ疲れましたが
ゆっくり休んで翌日には回復\(^o^)/
元気って素晴らしいですね
オカリナ教室リーナ★リーナ主宰
さくらいりょうこ