オカリナを録音してみると
気づくことがいっぱいあります。
最初に気づくのは
私ってヘタクソだ…orz
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10月12日
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実は、私も録音して凹みました。
だって、自分は上手だと思ってましたもの(笑)
自分の耳から聴こえてくる音楽は、それなりに上手いと思っていたのです。音も綺麗だし、音程はまだちょっとあかんけど、まあまあちゃうん?と…
それを録音して…
奈落の底に突き落とされました。
オンライン教室の生徒さんも、まったく同じ表現で「奈落の底」と書かれていました。なので、ものすごーく共感できて、このブログを書いています。
何が起こっているのかを簡単に説明すると
自分の声を録音して聞いたら、へんな声だった…
という経験はありませんか?
あれと同じです。
オカリナは、閉塞管であることから、響きが心地よく体に循環してきます。これが、オカリナにハマる一番の理由じゃないかしら。心地よく、気分よく吹けるのが楽しいのです。オカリナに癒されるというのも、この響きの循環が作用していると思います。
しかし、落とし穴があります。
自分は気分よく吹いているけれど、それほど上手ではないということです。
厳しい言い方かな…
でも、私もいつも凹むので…つづけます。
録音した自分の声が「へんな声~~、やだ~~」って思うように、いや、それ以上に「何これ?」って思うのがオカリナなのです。
しかし、そこで凹んで終わってしまっては残念すぎます。
録音するというアクションを起こしたことで、ヘタクソだと気づいたことで、上達へ大きな一歩を踏み出したのです。
録音して凹んでしまったら
もう一度、録音してみましょう。
さっきの演奏よりは上手に吹いてみよう!
さっきのはきっと間違いだ。
私はもっともっと上手なはず。
そう思って、再トライです。
おわかりですよね。
「さっきの演奏(録音)よりうまく吹きたい」と思いながら演奏すると、どうなるでしょう?
音の出し方、音程、ブレス、いろいろ注意をし始めます。
面倒くさいけど、せっかく録音するなら、聴いては消し、聴いては消しを繰り返し、その日、満足できるまで録音してみてください。ここでいう満足とは「最初よりずっとうまくなった」と思えるかどうかが判断基準です。
この時点で、上達しているのです。
最高に上達しているのです。
奈落の底へ落とされた分、上達しているのです。
間違いありません。
さて…ご自身のヘタクソさに「気づかない人」「やらない人」はどうでしょうか。
この人たちは、楽しくオカリナを演奏されていれば良いと思います。これは見放したわけではなく、それで良いからです。だって、音楽もオカリナも趣味も「楽しむ」ものですから。
どこかで上手くなりたいスイッチが入れば、録音をしてみると、最短コースで上達します。
自分の演奏を聴くこと以上に上達の道はないかもしれません。
アルソ出版の雑誌オカリナで「シンギング・メソッド」という連載をさせてもらうことになりました。オカリナ指導が本格的になります。とても簡単な方法で、すぐに上手になれてしまいます。こんなこと教えちゃったら、オカリナ教室必要なくなるなあ~~(;・∀・)
さくらいりょうこ🌸