ワクチンを打つか打たないかは、その人の自由であってほしいと、強く願います。人権がどうとか、大義を持ち出すのではなく、シンプルに「打ちたい」と思う人は打てばよいし、「打ちたくない」と思う人は打たなければいい。それだけのことです。

 メディアが報じていることも、いろいろ理由あってのことでしょう。本来であれば、中立の立場で、その時起こっていることを伝える役割のはずですが、そんな健全なものではないことが、だんだんわかってきました。

 それほどテレビを観ないからか、矛盾を感じることが多くあります。

 例えばPCR検査です。

 1年と少し前にPCR検査のことを、どの情報番組も「コロナ用の検査ではないですよね?」と、検査結果の有効性を疑問視していました。それが1年経ったら、そのことを誰もが忘れたかのように「PCR陽性=感染」となっているではないですか。どういう経緯でこうなったのでしょうか。ご存知の方に教えてほしいです。

 政府にも疑問があります。

 アストラゼネガ社のワクチンは、血栓ができる危険性があるから使用をしないと決めた政府が、海外にそのワクチンを送るようなニュースを観た覚えがあります。その時には、自国で使わない判断をしたワクチンを、よその国の人に「よければ使いなさい」って渡すんだ!と驚きました。血栓ができて死ぬかもしれないのに・・・。この時に、正直怖くなりました。それが今、日本でのワクチンが足りなくなってきて、アストラゼネガ社のワクチンを40代50代の人に使おう!とニュースで言っているではないですか!血栓ができるかもしれないのに。

 この判断をどう思われますか?

 おかしいと思うのは私だけではないはずです。

 もともとワクチンを打ちたくないと思っているから、そういう情報をキャッチするのでしょうか?様々な情報が飛び交う中、私は自分の目で見た報道だけで「おかしい」と感じるのですが、私の捉え方がおかしいのでしょうか?

 「ワクチンで感染予防ができる」と信じて打たれた方もいると思います。

 それが、たった数か月の間に「ワクチンを打っても感染する」ことがわかってきました。他国の話になりますが、イスラエルでは84%もの人がワクチンを打ったのに、新規感染者は増え続け、その80%以上がワクチンを2回接種した人だというのです。そして、3回目の接種が始まっているとのこと。

 「感染予防ができない」ことがわかると、報道は「重症化しない」と言い出しました。根拠はあるのか?と勘ぐってしまいます。

 感染して重症化する確率は、そもそもどのくらいなのでしょうか。「万が一」くらいでしょうか?だとすると「万が一」のことが自分に起きるのか?と、ついつい考えてしまいます。

 現在、ワクチンは治験中とのこと。

 打った人と打たない人がいるから治験が成り立つことは、皆さんもご存知だと思います。ですので、今は、世界中の人が治験対象者です。コロナウイルスが変異せず、1種類のウイルスであれば、治験も進むのではと(素人ながら)想像します。それであれば、2回打てばOKだったのかもしれない・・・しかし、ウイルスは変異しているのに・・・と、考えてしまいます。

 最初に開発されたワクチンは、変異ウイルスにどこまで効力があるでしょうか?本来なら、ウイルスが変異する度に改良されますよね?

 報道は、ワクチンを打っていても 「デルタ株は感染」し、「人にもうつす」と、伝えはじめました。ラムダ株に至ってはワクチンの効力はないかもしれないと、今日のニュースで見ました。

 ワクチンを打つ意味あるの?と、思ってしまいます。

 変異がどんどん進んでいるのに、その度に、ワクチンを打つのでしょうか?治験中の安全確認ができていないワクチンを、どんどん打つのでしょうか?

 と、自分のまわりの人には警鐘を鳴らしているけれど、聴こえない人もいるようです。

 そこには「同調圧力」の存在がありました。

 冒頭に書いたように、ワクチンを打つのはその人の自由です。ですので、打った人にあれこれ言うことはありません。それぞれの理由があることもわかるからです。

 経営者の友人が中等症で入院し、その経験を聞かせてくれました。それはとても為になるお話しで、自分がもしもの時、どうすれば良いかなどの参考になりました。別の経営者の友人Aさんは、その話を聞いてワクチンを打つ選択をされました。理由は、自身が経営者であるからということでした。個人的には打ちたくないけれど、たくさん守るものがある。と、自身の立場を考えられて決められたようです。

 いろいろ困ることがあるんだろうなあと、想像しました。それなりに、圧力かかっているんだなあとも、想像できました。

 同じく、その話を聞いた経営者Bさんは、かなり悩まれたようです。もともとBさんは健康な自分の体にワクチンを入れるのは躊躇すると言われ、自分の知り合いの医師が「患者さんが希望すればワクチンを打つけれど、自分は打たない」と言ってると、話しておられました。仕事上、厳しい立場でも「打たない」と、踏ん張られていたのです。それが、このお盆に、ワクチンを打っていないからと、実家に出禁となり、状況が一変しました。

 「自分がワクチンを打たずに感染して、自分の大切な人にうつしてしまい、その人が死んでしまったら、自分は人殺しになる」

 と、ワクチン接種を決めたようです。

 私がワクチンを打たずに感染して、私の大切な人にうつしてしまい、その人が死んでしまったら、私は人殺しになるのでしょうか?

 これこそが「同調圧力」なのです。

 人のため、経済のため、お国のためにワクチンを打つ。

 おかしいです。

 打つなら「自分のために」打ってください。

 打たない人を、人殺し呼ばわりするような同調圧力はやめてください。

 みんな、自由なのです。

 さくらいりょうこ。