前回、自分のオカリナのライブの選曲について、どのように考えているかを少し書いてみました。
今日はその続きです。
選曲について書いているのは、オカリナ教室リーナ★リーナの発表会が近づいているからなんです。皆さん、選曲にとても迷われています。
先のブログにも書きましたが、発表会は「なんでもあり」なんですよ。自由なんです。決まりはないです。
選曲をする際に、どこに目線を置くかで、選ぶ曲は変わってきます。
自分なのか
観客なのか
そして「主催者」さんがいるコンサートでは、もうひとつ「目線」が増えるわけです。
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パワーオカリナの追加公演となった神戸のライブの主催者さんは「ホテルのバー」です。
想像してください。
ホテルのバーで
普段はジャズをやってるバーで
「オカリナ」ですよ。
一般のお客さんが入ってこられたら
「今日はなんや?」と言われることでしょう。
それでも
そのお客さんの足を留め、聴かせることがプロの役割です。
って、偉そうに書きましたけど・・・
足を留めるポイントは「選曲」にあるんですよね。
皆さんも経験ありませんか?
大きな街の駅で演奏しているストリートミュージシャン。海外からの方も多く、南米の方と思われる方々の素晴らしい笛の音…
そこで足を留めるのは
そう
「コンドルは飛んでいく」です。
私は、この曲が聴こえてくると、どうしても足を留めてしまいます。そして、最後まで聴いちゃうんですよね。
これが、一般の人の心をキャッチする「選曲」です。
コンドルだけではありませんよ。
他にもいっぱいあります。
私の神戸のライブは二部制だったので、一部は「サウンドオブミュージック」に始まって「ひまわり」と続き、そこから日本の曲をしんみりと吹きます。
文字だけ見ると「暗そう」と思うでしょ。
そこにある私の持ち味は「弾丸トーク」。このギャップで明るさを出しています(笑)
そして二部は衣装も替えて
パワーオカリナの世界へ
ドドドドーンという、シルクロードのイントロ(知らない方はトップページの映像をごらんください)が流れて登場したんです。
ここも、一部とのギャップを活かしました。
ホテルのバーのみなさんも、これには驚かれたようです。
後日、めちゃ褒めてもらえました。
そういう「構成」を自分でつくることができれば最高です。
聴き手さんのことを想い
主催者さんのことを想い
その上で、自分も満足する。
これが最高なんです。
みんな楽しい。
ここを目指しませんか?
音楽の世界は自己表現ですので、決まりはないのですが、自分にとっても、お客様にとっても、基調な時間です。
楽しいにこしたことはありません。
ここで注意。
楽しい=明るい曲
ではありません。
私は小さいころから暗い曲が大好きですが、それはそれで、いい時間になるんです。
「オカリナが好き」というFacebookページに、前回のブログを載せたら「とても迷います」とコメントが入りました。
「迷う」ときこそ「決める」のです。
「決めて取り組む」のです。
できない箇所があってもいいんです。
練習しているうちにワクワクしてきたらオッケー。面白くないなと思ったら、曲を変えましょう。
練習するうちに、本番の自分の姿が見えるようになってきたら、その曲は大成功するでしょう。
イメージングが大切なのです。
Facebookページにもうひとつコメントが載っていましたので、次のブログはそこから書こうかな。
さくらいりょうこ🌸