オカリナ教室で【ハイブリッドの発表会】を開催しました。

2月21日（日）オカリナ教室リーナ★リーナの発表会が開催されました。参加者55名。6時間に渡る発表会でした。

こんなことができるとは夢にも思いませんでした。少なくとも1年前には考えることすらありませんでした。

音楽教室の発表会といえば、みんなが順番に前に出て演奏を披露する、一年に一度の機会です。

リーナ★リーナでは、これまでも「普通の発表会」ではなく、楽しいことはなんでもしよう！と生徒さんたちが頑張ってくれました。コスプレあり、教室対抗あり、失敗あり、なんでもあり！目指すのは「みんな楽しい」です。

一年前は、既にコロナは日本へ上陸していて、ぎりぎり逃げ切りセーフ！のように開催したことを今でも覚えています。その時はもっとたくさん参加していたと思います。打ち上げもほぼ全員残る感じで、みんな「来年の発表会は何をしよう」と盛り上がっていたものです。

しかし、その後まもなく学校が休校になり、緊急事態宣言が発令されました。

オカリナ教室どころではなくなっていったのです。

数年前からオンライン教室を開講しているので、そこはビクともしません。当初はリアル教室の皆さんにもオンラインでレッスンを開催していました。

オカリナを発表する機会がどんどん減っていく中、生徒さんたちのモチベーションどころか、気持ちが沈んでいくのを感じました。

教室毎にリレー動画をつくろう！とか、夏休みの宿題や冬休みの宿題でビデオレターをつくろう！とか、「できる」ことを提案してきました。

そして！最大の「発表会」の企画です。

二度目の緊急事態宣言中です💦

中止にする選択はいつでもできる。

準備だけはどんどんしていこうと、開催方法を考えます。もちろん感染対策が一番です。会場が密になってはいけないので、いつもは大勢来場されるのですが、入替え制にしようとか、出演者さんだけの来場とか、いろいろ制約をつくりました。

肝心の発表をどうするか。

Zoomはタイムラグがあるので、みんな一緒に演奏はできない。けれど、使い方は多くの生徒さんが知っている･･･。のでZoomしかない。

秋にオンライン教室でZoom発表会を開催して「できた」のですが、果たしてそれで良いのだろうか？

思考の枠を広げます。

最悪、中止。

でも、その前にできることは、全員ズームの発表会。

可能性はゼロではない。

でも、どうやって？？

というところで、自分たちで不可能なことが判ってくるのです。

自分たちで不可能だと思えば、可能にできる人を探せばよいのです。ネットに強い人とか、そういう人です。

すべては経験からはじまります。

8月に無理をお願いして開催した、ハイブリッド（会場とYouTube生配信）のコンサートでお世話になった映像制作の樋口さんに頼んでみようと思ったのです。

そこからは即行動。

こういうの、早いんです。

まずは日程確認。21日に開催は決まっています。スケジュールが確保できたら、何を頼むかを具体的にお願いします。

当初、私がお願いしたのは、YouTube生配信でした。

そして次から次へと「これできる？」「あれできる？」と無茶ぶり。でもでも、プロに聞くのが一番ですね！無謀なように思えたこともすべて「できる」とお返事いただきました。

会場参加、Zoom参加、動画参加、すべてをYouTubeで生配信できるか？という依頼です。会場の演奏を生配信するのは、私のコンサートで経験済です。そこにZoomの画面を映し出すことは可能ですか？と聞くと、それもできる！とのこと。そして動画は事前に送ってくれれば準備しますと💛

できるできるできる。

ここまでできるなら、最悪の時に、全員ズームに変更しても「発表会は開催できる」と確信しました。

樋口さんいなくては不可能ですが💦

すごいことをオカリナ教室の発表会で「できました」。

いろいろな思い出をこれから書いていきます。

生配信のYouTube、アーカイブを残しています。ご覧になりたい方はメッセージくださいね。

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