前の投稿で「E.T」のイントロをピッコロで吹いたと書きました
あの瞬間の気持ちよさは忘れることができません
そして、あの場にいた人も、あの音を忘れられないということを、数年経って私は知ることになります
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新しくて懐かしい、そして胸キュン
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「E.T」は、私が高校生の時の神戸市の吹奏楽祭での演奏でした。その後、音大へ進み、笛を吹くことが楽しくてたまらなかった時のことです。何の話からかE.Tのイントロを吹いたと言うと、そこにいた大学の友人が「あの時の！！めっちゃ覚えてる！！」と言ってくれたのです
少し大げさかもしれませんが「人の記憶に残る演奏」ができることって、ミュージシャン冥利につきますよね。そして、「記憶に残る」ためには、どんな方法であれ、空間を自分のものにしないといけないのです
E.Tの時、私は「音を見た」のです
ホールの中に飛んでいく音を。
高校生の私は、誰からも教わることなく、空間をキャッチしたのです
まぐれかもしれません
でも、その時の感覚を忘れていないからこそ、その先のフルート奏者としての活動ができたわけです
演奏活動をしている人や、演奏指導をしている人なら、同じように生徒さんに伝えると思うのですが、私は「三畳プレーヤー」になってはいけないと、よく注意します
さて、三畳プレーヤーってわかります？
さくらいりょうこ🌸
