オカリナ教室リーナ★リーナ主宰のさくらいりょうこです。

レッスンではいつも「情景を奏でましょう」と伝えています。

どうやって?

と思われるかもしれませんが、自分の記憶の中に情景はたくさん保存されているはずです。

小さな時から、つい昨日まで。

朝日をみたり、夕日をみたり、風を感じたり、季節を感じたり、いろいろな情景がそこにあります。

それを音にして表現するのです。

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最初から情景を奏でるというと難しいかもしれませんが、例えば、明るい曲なのか、暗い曲なのかで色は変わりますよね。

明るい曲でも、明るさはそれぞれ違います。

例えば、緑色!
と思ったとします。

緑色もたくさんあります。

下の写真は奈良県宇陀市にある龍王ヶ淵です。今年の春に行ってきました。

まるで東山魁夷の絵のようですね。

美しい緑ですよね。

美しい緑と言えば、昨年、感動した緑一色の世界、京都の祇王寺です。

この緑にはため息が出ました。
美しすぎます。

こちらは高原の緑。
これは明るい明るい緑ですよね。
この夏に行ってきた大山です。

緑だけでもいろいろありますよね。

遠くに行かなくても、空を見上げるだけで様々な空の色があります。夕焼けもいろんな紅を魅せてくれます。

同じ曲を奏でても、奏者がイメージする色や情景によってその曲の持つ物語が変わってきます。

技術ではなく、情景を奏でる楽しさを身につければ、オカリナ演奏はもっと楽しいものになるのではないでしょうか。

最後の写真は京都の伊根の舟屋で撮ったものです。

写真も多くを語ってくれますが、こういう風景を音にできたらいいなと私も思います。

さくらいりょうこ🌸