どんなことであっても
一番大切なのは準備だと思う。
次に段取りかな。
・・・・・・・・・・・
10月12日
・・・・・・・・・・・
たとえば、講演会。
いつも同じことを話しているの、楽よね。
と、言われたことがあります。
そういう見方も確かにあるのですが…対象が6歳~100歳です。
会の目的も何もかもが違うのです。
準備なくしてできるでしょうか?
この「準備」に必要なのは「想像力」と「危機管理能力」です。
これは、ミュージシャンでも同じです。
愚痴っぽく聴こえますが「1曲演奏するのに、そんなにお金もらえるの?すごい時給だな~」と、平気で言われます。
私もわかってないところがあると思うのですが(心あたりあり)、1曲を演奏するまでに、どのくらいの準備をしたでしょうか?オカリナを始めてから人前で吹けるようになるまで、どのくらいの練習時間があったでしょうか?
と、本当は言いたい(笑)
と、書いていたら、いろいろ言いたくなってきた…(笑)
何を伝えたいかと言うと
「行き当たりばったり」はダメだということ。
これは、プロでもアマでも同じです。
人前で演奏するのであれば、ここをきちんとしましょう。
演奏が上手かどうかは二の次です。
本番は、自分もみんなも楽しければよいのです。
「また来てね」と言われる人になりたいなと思ったら、何をすべきか見えてきます。これは、音楽の世界だけれはありません。すべてに共通だと思います。
今、リアル教室の生徒さんが、オカリナフェスティバルの準備で大忙しです。
尊敬するのは、その準備をとても楽しんでおられることです。
仕事もあり、家事もあり、忙しい中に、さらにお金も時間も労力もかかることを要求されているので、本当は大変だと思います。慣れないこともあると思います。それでも、楽しい楽しいと言われます。そして「先生ありがとう」と言ってくれます。
準備のことには、ほとんど触れていません。私が伝えているのは、当日のイメージだけ。「こんな会場で、裏はこうなっていて、きっと、舞台袖ではこういう気持ちで、そこからステージに出ていくときは…」と、具体的に想像できるように話します。
それだけなのに、準備を活き活きと楽しみ、そして私が想像する以上のことをしてくださっています。
自慢の生徒さんたちです。
想像力と危機管理能力については、次のブログで書きましょう。
一番大事なのは準備です。
さくらいりょうこ🌸