オカリナ教室リーナ★リーナを開講して、6年になります。このままいくと、すぐに10年に!続けてこれたのは生徒さんたちのおかげ、そして、一緒にオカリナ教室を支えてくれている講師の先生方のおかげです。
開講当初、よく「聴かせるオカリナ」と言ってきたなあと思い出します。最近は「魅せるオカリナ」に。
というのは、生徒さんたちがどんどん上手になって、私のレッスンポイントが「音色」になってきているからです。今は「音色」と「強弱」を生む「タンギング」に拘っています。
で、今日は奈良教室のはるこ先生からの投稿です。
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『魅せるオカリナって?』
リーナのレッスンに来られている方の中には、これまでにオカリナを他の教室で習って来られた方がたくさんいらっしゃいます。
その方々にとっては、リーナのレッスンは、驚きの連続なのではないでしょうか?
リーナのレッスンは「ソロ演奏」のためのレッスンです。
誰かのために
人の前で吹く。
これも実はデフォルトなんです。
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最近、発表会のために個人レッスンに来てくださるAさんのお話です。
Aさん は、これまでたくさんの方と一緒に吹いて来られたので、楽譜もお読みになれますし、音も確かです。リズムが少し曖昧なとこはありますが・・・それは、おいおいクリアされるでしょう。
それより何より、今のAさんの課題は人の前で吹くためのパフォーマンスです。
今月開催される発表会には動画で参加されるので(事前に撮った動画を送って参加する)、個人レッスンを申し込まれて、一緒に動画撮影となりました。
どんな動画にするのかを考えてこられたようで、バックに貼る布を用意したり、衣装も工夫して来られました。
しかーし!
イマイチなんですよね。
Aさん に「吹いていて楽しいですか?」と聞いてみると、「いや〜もう必死で吹いてるだけです」とのお返事。
楽しんで吹いてくださいと、もう一度吹いてもらったのですが・・・
私「楽しかったですか?」
Aさん 「はい。」
私 「そんなふうに見えないんです。
Aさん「えー!では、どうしましょう。
私「楽しい!を表現してください。あなたの体や表情で。」
Aさん「ええええ! そんなんしたことない!
私「はい。今までやったことないですよね。今からやってみましょう。」という、笑顔でスパルタは、私もです^^;
「じっと立ってないで!」
「間奏の時は、どうしますか?」
「最後のとこ、音を伸ばして切る瞬間のパフォーマンスは‥?」
と、いちいち突っ込む わ・た・し
はあ?!
ええ?!
なんですって?!
どないしたらええんですか!
と、大騒ぎになりました。
でも、Aさんは何度も挑戦してくださりました。
あかんあかん、ぜんぜんできへんと言いながら、
こんなんしたことないわ、と言いながら。
私「ほら鏡見て、笑って!」
Aさん「えー! 鏡見て吹いたことなんかない!」
私「鏡を見て吹くのは絶対、やってくださーい!」
私「人が見ているのは、あなたの姿。 それを自分だけが知らないなんて、怖くないですか?」
Aさん「いやや〜こわい〜」
初めてのことだらけで、今日はもう、へとへと。
次回に持ち越すことになりました。
帰り際に「いゃ〜こんなレッスン、初めてでした。びっくりです。鏡見てやってきますね!」と、言ってくださったので、ホッとしました。
今日は2人とも筋肉痛が出るかも。
お疲れ様でした。
つづく。